没入した一冊・・・『無意識がわかれば人生が変わる』

週末、就寝前に読み始めたら・・・うなづきと時に涙が滲んでやめられなくなり、翌日も時間を忘れてじっくり浸った。


4つのメンタルモデルも人を分かつものではなく、一人の中にある濃淡だったり、根っこだったりする。


〝解放への4つのレンズ〟という言葉も浮かぶ今の時点での分類。今後進化するかもしれない・・・。


〝わたしたちは自分の内側から認知し、解釈した世界を生きています。

同じ出来事を見ても、人によって捉え方や反応は違う。その意味で「現実」をつくっているのは、明らかに無意識です。〟


〝生存適応OSにおけるメンタルモデルの目的は、「痛みを回避すること」ですが、それが痛みとして体験されているのは、「こういう世界が本当はあるはずだ」という欲求の裏返しでもある。4つのメンタルモデルの求めるものが、わたしたち人間が心の奥で本当に願っていることだとしたら、美しいなあと思うんです。〟


〝「この地球にどんな世界を本当は見たいのか」それが痛みのすぐ裏側にあるのが美しい。「ああ、だからわたしはこれまで痛みを抱えて生きてきたんだ」と理解できれば、過去の記憶も癒されますし、人生の捉え方が変わる。自分の代では終わらないスケールの大きなミッションを持っている感覚を持てれば、老いにも向き合えますよね。〟

(本文より一部引用)


全ての人が痛みを抱え、痛みや不快を避ける行動は、生き延びるために全ての人に自動的に起こっている・・・


この内実に深く共感する時、わたしの人生のキーワード〝ゆるしと解放〟もまた違った次元に移行した・・・。


“なぜ、自分はこのような境遇に生まれてきたのか?”


という根源的な問いはどんな風に位置づくのか?という問いと共に、


さまざまな感覚やインスピレーションが拓かれてゆく・・・。


外の世界が、大転換のように感じられる今の時代・・・


今後の羅針盤*根っことしてもおススメの一冊です。


感謝


2020.6.8

(カバーを取った一枚・・・こちらの方が、内実のイメージに近い気がしています)。

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