二元論を超えてゆく・・・
1日の中で、一体どれほど、わたしたちは二元論にさらされているのだろう?
勝ち/負け、好き/嫌い、正しい/間違い、いい/悪い、女/男、子ども/おとな、生徒/教師、
部下/上司、賛成/反対、野党/与党、平和/戦争、愛/憎しみ、白/黒、光/闇・・・。
人間は、モノゴトに枠組みを与えずには、生きられない。
そんなわたしたちにとって、一番手っ取り早いのが、二元論を当てはめ、納得すること!?
だから・・・二元論に、知らず知らずの内に、ハマってしまう。もちろん、わたしも。。。
二元論は、シーソーゲーム。力関係を、常に内包している。
どっちにふれたとしても、心が心底休まることは、実はない。
表面的、飛びつきやすい二元論の影に、エネルギー消耗の法則!?が隠されている。
日本は、今、戦争に加担するかもしれない瀬戸際に来ている・・・とも言える。
求められているのは、‘血を流し合う’ことによる同志の確認!? 共感!?
‘命を犠牲にするという痛みを、共に分かち合う’ ことによる共感!?
‘何のために、血を流し合うのか?’
‘何のために、命を犠牲にするという痛みを、共に分かち合うのか?’
何のために?
それをつきつめてゆけば・・・恐れがあり、儲けたい欲望があり、
それをつきつめてゆけば・・・ただ、安心したい、安堵感を感じたい、
自分や身近な人の命を守りたい。豊かな暮らしをしたい。。。
そんなことだけに、行き着くのかもしれない。
本当に満たされたいこと・・・それは何か?
いつ、幕が降りるかわからない人生において・・・
突然、幕が降りた時に、本当の意味で、安堵して息を引き取るには、
今・ここをどんな風に過ごすのか?
過去と未来は、思考の中だけに存在する。
実際にあるのは、今・ここだけ・・・。
二元論から、常に動く球体の世界観へ・・・。
それは、曖昧さ、ゆらぎのある生命体としての地球・環境・わたしたち人間の存在を、
ありのまま感じ、それに沿って、人間観や世界観を創ってゆくこと。
いや、もっと想像を超えたものがあるかもしれない。
そこに、人間だけに与えられた自由があり、創造性の未知の世界がひらける。
人間の限界は、全人類が違った色の色眼鏡を通してしか、
‘現実’をとらえることができないということ。
言葉・思考を獲得した人間は、一人ひとりの独自の経験と解釈によってしか、
‘現実’をとらえることができない。それから逃れることができない。
そんなわたしたちの‘色眼鏡’を、2つのカテゴリーに押し込めようとすること自体、
無理がある。
そこでの納得、エネルギーの消耗を、
ありのままの‘生命体としての人間観・地球観’に戻してゆくことが、
戦争を脈々とくり返してきた人類の歴史、
勝敗に一喜一憂してきた教育やビジネスの在りかたを、
新しいステージに連れていってくれるのではないだろうか?
宇宙のはじまり、ビッグバンは、空から生まれた。
中心軸をもっている人・・・という言い方をよく聞くが、
中心‘空’をもって生きること・・・自分の中心に、何にも入っていない‘空’があることが、
過去のしがらみ・前例・前提から解き放たれた、新たな発展にもつながってゆく。
量子物理学の領域では、‘空’には、無尽蔵のエネルギーが内包されていることも提唱され、
研究が進んでいる。
わたしたちの日常の97%、いや、最近の研究では、99%を支配している潜在意識は、
思考をやめた後にも、1秒に30項目、検索を続けていると言う。
1分間に180項目、
5分間に900項目、
10分間に1800項目、
30分間に5400項目・・・。
思考・情報を中断することにこそ、大きな発展が隠されている!?
二元論を超える世界観に、共感、共振している人たちが、
世界に、すでに一定数存在するらしい。
そんな人たちが、世代や国籍、専門性や仕事・活動の領域を超えて、
軽やかに連携してゆく。。。
そこに、本当の意味で、地に足のついた、生命体としてのしなやかな世界があるのではないか?
微力であっても、そんな世界を実現する一人に、わたしはなりたい。
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「問題を産み出したのと、同じ思考レベルでは、その問題は解決できない」。
「人間は『宇宙』と呼ばれる全体の一部分、時間と空間に制限された一部分である。
自分自身と、自分の考えと、自分の感情を、他の部分から切り離されたものとして
私たちは体験する・・・これは人間の意識の、一種の視覚的妄想である。
それゆえ、妄想は一種の檻となって、個人の欲望とごく身近な人々への愛着、
という枠に私たちを閉じ込める。
わたしたちの務めは、この檻から自分自身を解放して自愛の輪を広げ、
すべての生物と美しい自然界をまるごと抱擁することに違いない」。
(アルバート・アインシュタイン)
「人は誰でも、人生の中で独自の天職、または使命を持つ。
それを実現することを要請されるような明確な課題を遂行するためのものである。
その点で、人間はかけがえのないもので、その人生をくり返すことはできない。
そこで、全ての人間のタスクは、それを実行するための機会と同様に類のないもので
ある。」
(ヴィクトール・フランクル)
〜〜〜〜〜 お知らせ
6/25(木)13:30〜17:30@ゆる茶(最寄り駅:東急東横線大倉山駅、市営地下鉄新羽駅)
‘生命・源のエネルギーにつながり、人生の物語を紡ぐ’第2回を開催します。
今回は、先着4名様。
今、共に対話するが、本当に大事だと実感しています。
共感・共振してくださる方、ぜひ、ご一緒しましょう。
kanari@md.point.ne.jpまで、お名前・メールアドレスをお知らせください。
追って、詳細のご連絡をさしあげます。
ご縁を楽しみにしています。感謝(*^.^*)
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