‘ヒトの暮らし・・・どこから来てどこへ行くのか?’
日本人のルーツなるものを、この眼で観たくて・・・。
『縄文展〜1万年の美の鼓動』の最終日、滑り込みで観てきました。
流動的な曲線・模様が生き物のような「火焔型・王冠型土器」の数々(紀元前3,000〜2,000年)。
ガラスケース無しの生の展示は圧巻・・・。
時を超えて、古代のリズム・創造のエネルギーが伝わってくるようでした。
加えて印象に残ったのは・・・‘縄文の女神’、祈りの姿の‘合掌土偶’、妊婦姿の土偶、‘子抱き土偶’。
シンプルな漆塗りの壺の洗練されたデザイン。
土製耳飾、貝殻をくり抜いた腕輪。
時代は急激に進歩しているように見えても、‘暮らしの中の美’は、それほど変わってないんじゃないか?
一万年後に、‘今の時代の暮らしの美’はどんな風に展示され、観られ、語られるんだろう?
そんな問いが生まれた。
2018.9.2
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