敵はどこにもいない・・・。ただ、満たされたいことがあるだけ。
’子どもの頃、戦隊もののTV番組を見て、マンガや本を読んで、「敵を倒すヒーローって、かっこいい!」と思ったこと、ありませんか?
おそらく殆どの人が、そんな体験を持っているのではないでしょうか?
わたしもご多分にもれず、ウルトラマンシリーズや刑事モノが大好きで、よく兄や父と一緒にTVを見ていました。一週間の内、よく見るTV番組の大半が、「敵を倒す!」ものでした・・・^^;
このようにして、幼い頃からわたしたちは、知らず知らずの内に「世の中には敵がいる」「悪を倒す正義の味方、ヒーローはかっこいい」という「信念」を、毎日毎日、シャワーのように浴びながら生きているとも言えます。
これがまさに、知らず知らずの内に設定され、条件付けられてしまっている‘プログラミング’( =瞬時に過去の経験に照らし合わせ、反応するパターン)の一例です。
外の世界だけでなく、自分の中にも「どうにもならない敵」「コントロールできないもの」がいると感じることも、ありませんか?
「やりたくないのにやってしまう行動」「やめようと思っているのにやめられない症状」(喫煙、飲み過ぎ、夜更かし、間食、ついネットばかり見てしまう、つい口が滑る等)と共に、心身の症状等も「どうにもならない敵」「コントロールできないもの」と感じることがあるかもしれません。
わたし自身、「梅雨・夏の体調不良」があまりにも長年続いたため「コントロールできないもの」として、「それが事実なのだから」とあきらめ、受け容れるしかないと思っていました。
しかし、それが‘プログラミング’=過去の経験に照らし合わせ、瞬時に反応する自分のパターンかもしれないと氣づいたのです。「やっぱりね・・・」という出来事を掬いとって自分で納得する「自動反応」かもしれないと氣づいた時、それを手放したいと心底思いました。
そして、NLPのあるワークを仲間にやってもらった時に、それがどの経験から来ているのかが腑に落ち、完了させることができました。
今では、「湿度が高くても、暑くても、自分の内側の状態は自分で創ることができる」という「新たな信念・パターン」が、わたしの中に「上書き」されています。
こうなると不思議、「湿度が高くても、暑くても、大丈夫」な事実に無意識の内に焦点が当たってゆきます。
すると、「やっぱり・・・大丈夫」「梅雨でも夏でも、いつも通り、楽しめる。それ以上に物事を自然に成し遂げられる」事実を主に掬いとり、「嬉しい」「幸せ」「感謝」な氣持ち・身体感覚になってゆくことが多いのです。
‘プログラミング’とは何か?を知り、客観視できるだけで、半分は解決したようなものです。
「一見、困ったこと・これさえなくなればと感じるような行動・症状」の奥深くには、「肯定的意図 」「本当に満たされたいこと」が必ずあります。
それに氣づいてほしくて、一見、やっかいな感情や言動として、自分にもまわりにもサインを送っているのです!!!
やっかいな感情や言動・不快は、悪ではない。。。
実は、どこにも、敵はいない。。。
NLPは、心理学をベースに個人の中にあるものにフォーカスしていますが、わたしが以前、仕事でかなり力を入れていた「対立の解決」のワークショップ・プロセスの中でも、心配や恐れも聴き、「本当に満たされたいこと」をお互いに、あるいは調停役等を立てて探ってゆき、その一致点を広げてゆくことが鍵となっていました。
職場の人間関係がこじれた場面で、調停役を依頼され、その方法論を活用したこともあります。
個人だけでなく、二者、さらにより広い関係性においても、心配や恐れ、「真のニーズ」をていねいに聴いてゆく、そこを満たすことに焦点を当て、意識的にやってゆくことが、現象面にとらわれない自由で豊かな個人や組織、社会の在り方になってゆくと実感しています。
*最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
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