東寺展 空海と仏像曼荼羅・・・
昨日、最終日・・・入場30分待ち&観覧20分という手に汗握る^^; 展開に。
人間、追い詰められると・・・アンテナが鋭敏になります。
人混みの中、直観に添ってピンポイントを拝観してきました。
立ち止まったのは・・・
*密教法具を大切に入れていた「漆皮箱」
*二つの無知
*空海が最澄に宛てた『風信帖』の書
*〜 踊り文字 〜と呼びたくなる書
*両界曼荼羅図 胎蔵界曼荼羅(平安時代)
*後七日御修法・・・修行に使う曼荼羅・空間のつくり方
*9世紀の天蓋・・・中心・周辺は蓮の花びら
*地蔵菩薩立像・・・眼の前で手を合わせている人が何人も
*立体曼荼羅・・・密教を伝え広めるために空海がつくった二十一尊の仏様
*帝釈天騎象像・・・最後の展示室*立体曼荼羅にて唯一撮影可
「空海だけが日本の歴史の中で民族的な存在ではなく、人類的な存在だったと言えるのではないか」
(『空海の風景』司馬遼太郎著 中公文庫)
密教を通じて、空海は人間や人類に共通する原理を知っていた・・・。
宗教の違いやあらゆる違いによって生み出される否定的な感情や考え、戦い・戦争も、実は「茶番劇」であることを見抜き、それを「言葉ではないもの」を通して伝え続けていること・・・受け取ってきました。
深謝
2019.6.2のこと
0コメント