「燈明 ー みあかし」の創り人

自然光が好きですが・・・今春、初めて野沢龍雲寺の夜桜を観に行き、

「やわらかな和の光・静かで流れるような色の移り変わり」を初めて体験し、

ライトアップの概念が大きく変わりました。

今日は、「燈明 ー みあかし」の創り人である服部高久さんに初めてお会いし、

写真も少し観て頂き、御明ーみあかしのいろいろなお話しを聴かせて頂きました。

特に印象に残ったのが、照明がお母さんのお腹の中のリズム・人に心地よい4拍子のゆっくりとした間を基本に構成されているということ。

基本は偶数ですが、場面に応じて3拍子や5拍子の間を使い分け、動きや変化、時の流れを創り上げるということ。

実際の時間と人が感じる間の感覚の違いを秒単位で調整し、人の感覚に合わせているという隠れ技。

そして・・・将来的には「視覚障害者」の方も楽しめる空間の創造。

「全身で感じてもらう」表現を目指し、その先にこそ真の「燈明」があるというVision。

ふだん最も学んでいるのは・・・「和菓子や咲いている花から」という日常だそうな。

大切にしている根っこも共通なものが多く、心地よいひとときを過ごすことができました。

(写真は・・・頂いたリーフレットの裏面)

秋の紅葉時に、観泉寺の燈明 ー みあかしを拝見するのが、今から楽しみです。

感謝

2019.5.28


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