「芸術とは・・・人間を考えること」
塚原琢哉さんのこの一言が、世界で誰も撮影を許されていなかった・・・‘黒いマドンナ’のパンドラの箱を開けた。
氣づいたら1時間半・・・塚原さんからお話しを聴く機会に恵まれた(後半は他の来客の方と3人で)。
マスメディアや本には載らない、日本・世界各国の舞台裏、政治やジャーナリズムが伝えていないもの、市民の暮らし、絵画、写真、伝えられていないもので伝えるべきもの・・・話題は多岐に渡った。
小学校の時、6カ所に学童疎開した体験が塚原さんの原点。
一般の人々の目線、平和主義・・・軸が明確でありながら、直観に導かれていらっしゃるよう。
断られても断られても交渉を続け、境界を溶かす・・・。
最後に驚いたのは・・・1年後の展示の作品がもうできていると言われたこと。
それとは別に、ポーランド・ドイツ・軍艦島の3つを同時に伝える展示プラン・作品も。
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‘22年間に撮り溜めた作品の中には、冷戦下に置かれた緊張の記憶と、自由になった反面、二極化した社会に取り残された地域と小さな町があった。’
‘黒いマドンナ’が象徴するメッセージとは?
ずっと在廊されているそうなので、ぜひ、写真を観終わった後に、お話しを聞いてみてください。
感謝
2019.3.12のこと
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