〜 人 間 が 生 み 出 す 写 真 と は ? 〜


2年前の今日・・・「脈と間−巡る熊野」初個展の初日は、2021年秋に熊野に導かれて以来、本当に多くのお陰様の連鎖によって初めて実現した。


写真集出版と共に、ご先祖様や先導してくださるどなたか、この世でご縁がつながった皆々様に導かれ、魂が望む夢をひとつ叶えられたことに、改めて深い感謝が湧いてくる・・・。心からありがとうございます💫


熊野や高野山へ撮影旅をするようになってから、初めての不思議な感覚がある。

それは・・・写真を〝お預かりしている〟という感覚。 自分のものでありながら、自分のものではない。〝どうやって お還ししたらいいだろう?〟という問いが、常に写真と共に在る。

(この感覚は、A Iに聞いてもわからないだろう)。



その土地に暮らす人々や歴史*生態系、自然現象や光と闇の変化が脈動し混じり合う大いなる何かに魅せられ、撮影時は〝心界〟の働きが〝物界〟のプロセスや、時に〝天界〟と交わるような不思議な瞬間が写る。(写真集はこのようなシーンの連鎖)。


一方、無意識優位で新たに撮影した写真を時間を置いてから「写真そのものから何が伝わってくるか?」を冷静な視点で見直す行為は、撮影とはまた別次元。


時にカオスになり、鉱脈に迷い込んだような修行のよう。たやすくは作品として発信する先が見えない・・・。


何より、世界や地球が大転換を迎えている今・・・〝一体 どんなお役目を果たせるだろう?〟・・・と呆然とする自分や根源的な問いとも向き合う日々。


〝人類は未だ人間になっていない・・・〟(『脈と間−巡る熊野』写真集の後書きタイトルでもある)この降りてきた言葉は、より一層、深い問いを発している。


スピードや刺激、説明的なわかりやすさとは対極にあるような 〝人間が観察することによってしか立ち現れない写真〟〝この世の不思議〟を探求してゆく・・・。


写真には、個展初日にご来場くださり、その後、病と共にありながら熊野に導かれ、(まだ信じられないが・・・)昨年永眠した友人と一緒に写った一枚も・・・。

今日またそっと静かに、次への背中を押してもらった氣がする。熊野に導かれて良かったね・・・どうぞ安らかに。心の中でまた一緒にね。見まもっていてください🌿


写真も・・・〝人間とは何か?〟をより映し出す鏡のようになってきたのかもしれない


合掌*深謝💫


2025.5.3


#千年プロジェクト

#脈と間−巡る熊野

〝見る冥想〟(寄稿文をお寄せ頂いた大江亞紀香様より)として 


メタファー(隠喩)を探りながら眺めるのもよし 


龍のような姿を探すのも 楽しいかもしれません😊


ご自身のペースで 見ていたい一枚や見開きを じっくり眺めるのもよし 


(パラパラ漫画のように)流れでエネルギーを感じるのもおすすめです✨


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千年を超える悠久の時を感じ 源につながり 新たな活力が 巡ってゆきますように💫



内なる平和が 身近な人たち 〜 地球にも広く巡ってゆきますように🌏

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