‘自己超越の欲求’

人間には、意識しようとしまいと・・・

‘自己実現の欲求’を超えて

‘自己超越の欲求’がある。

それは、‘自己’というイメージ(幻想)が、一番厄介だと感じることが多いから。

苦境に置かれると、それをより一層強く感じる。

時代がいくら進歩しても、大切な中心はシンプル。

原点にあるものに・・・立ち戻ってゆけますように。





〜〜〜〜〜以下、北川高嗣さんがFBに以前投稿されていたものを転載させて頂きます。

アインシュタインが、

娘のリーゼルに宛てた手紙。

20年間、本人の意思により秘匿され、

20年後に公開されたもの。

「未だ科学によって、

正式な説明が発見されていない(=数式で説明されていない)

この世界を支配しているエネルギーとは、『愛』である」

ということを長々と説明している。

これが、彼の平和主義の根幹である。

つまり・・・

平和とは、主義ではなく、科学的事実

(となる日が将来やってくる)

である。

この思想は、広く「ONE」として広がっているが、

現時点での「科学的解釈」の最も身近なものは、

バイオインフォマティックスによるものであろう。

DNAのゲノムシーケンスが解読されたため、

人類の進化状況が全て明確となった。

全ての人類は、厳格に同根であり、あらゆる人種は、

他の人種から派生したもので、その順序も明確となる。

人種や、宗教の争いが、いかに馬鹿げたもの(先祖、同胞と争い、殺しあう?)で、仕組まれたものであるかは、論を待たない。


〈アインシュタインの手紙>

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「私が相対性理論を提案したとき、

ごく少数の者しか私を理解しなかったが、

私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、

世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。

必要に応じて何年でも何十年でも、

私が下記に説明することを社会が受け容れられるほど進歩するまで、

お前に、この手紙を守ってもらいたい。

現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、

ある極めて強力な力がある。

それは他のすべてを含み、かつ支配する力であり、

宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、

しかも私たちによってまだ特定されていない。

この宇宙的な力は、愛だ。

科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、

彼らは、この最も強力な見知らぬ力を忘れた。

愛は光だ。

それは愛を与え、かつ受け取る者を啓発する。

愛は引力だ。

なぜなら、ある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。

愛は力だ。

なぜなら、それは私たちが持つ最善のものを増殖させ、

人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。

愛は展開し、開示する。

愛のために私たちは生き、また死ぬ。

愛は神であり、神は愛だ。

この力は、あらゆるものを説明し、生命に意味を与える。

これこそが、私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。

それは恐らく、愛こそが

人間が意志で駆動することを学んでいない、

宇宙のなかの唯一のエネルギーであるため、

私たちが愛を恐れているからだろう。

愛に視認性を与えるため、

私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。

「E=mc2」の代わりに、私たちは次のことを承認する。

世界を癒すエネルギーは、

光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、

愛には限界がないため、

愛こそが存在する最大の力である

という結論に至った、と。

私たちを裏切る結果に終わった、

宇宙のほかの諸力の利用と制御に人類が失敗した今、

私たちがほかの種類のエネルギーで

自分たちを養うのは急を要する。

もし、私たちが自分たちの種の存続を望むなら、

もし、私たちが生命の意味を発見するつもりなら、

もし、私たちがこの世界と、

そこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、

愛こそが唯一のその答えだ。

おそらく、私たちにはまだ、

この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を、

完全に破壊できる強力な装置、

愛の爆弾を作る準備はできていない。

しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、

しかし強力な愛の発電機を持っており、

そのエネルギーは解放されるのを待っている。

私たちがこの宇宙的エネルギーを与え、

かつ受け取ることを学ぶとき、

愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、

愛にはなにもかもすべてを超越する能力があることを

確信しているだろう。

なぜなら、愛こそが生命の神髄(クイントエッセンス)だからだ。

私は自分のハートのなかにあるものを

表現できなかったことを深く悔やんでおり、

それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。

恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、

私がお前を愛しており、お前のおかげで

私が究極の答えに到達したことを、

お前に告げる必要があるのだ。

お前の父親

アルベルト・アインシュタイン

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