発する一言ひとことが、将来の結果の種を仕込んでいる

安全保障関連の動きが山場を迎えている。。。

賛成派、反対派・・・という議論のみに巻き込まれない視点とはどのようなものか?

人間の毎日の行動の97%以上は、潜在意識(無意識)によって支配されている。

わたしたちが、どんなに考えて意志を持って行動しているつもりでも、残念ながら、行動を決めているのは、過去の経験に基づく自動反応が、殆どわたしたちを支配してしまっている。。。

反対派の人たちは、戦争が絶対にいやで、賛成派の言い分が、全く理解できないかもしれない。

賛成派の人たちは、反対派の主張に、「じゃあ、どうやって国を護ることができるのか?」と思っているかもしれない。

どうして、こんなに溝ができてしまうのか??

表面的に捉えると、立場の違う人たちの言い分が、全く理解できないかもしれないが、そもそも人間というものが、どんな限界と可能性を持っているのかを知っていると、違った見方になる。

賛成派の人たちにも、反対派の人たちも、すでに、そこに至る「自動プログラミング」が働いてしまっている。「自動」だから、やっかいなのだ。そう簡単に、そこから離れることができない。

まず、この人間の限界から出発すること。それが、新たな選択のスタート地点である。

法案の成立を目指している首相は、どんな環境で育ち、どんな影響を受け、何が大切だと考えざるを得ないのか?

そこに焦点を当ててみると、首相に働いている自動プログラミングが察せられる。

もしかしたら、反対派の声に、揺らぐことも、内面ではあるのかもしれない。

もしかしたら、突き進んでいるように見えても、深いところでは、違和感もあるのかもしれない。


でも、きっと、代々受け継がれてきた価値観、環境からの影響は、巨大な岩石のようで、それから外れること等、到底できないように思えるのかもしれない。

わたしたち国民の成人一人ひとりが、等しく一票を与えられている選挙。

今の国会は、その一人ひとりの選択の集大成。。。そのことを、真摯に受け止める。

選挙権が与えられていない子どもたち。これから生まれてくる未来世代。


わたしたちは、子孫から付託され、委ねられた一票の権利を等しく持っている。

それをどう使うか? 


そちらに焦点を当て、できることを粛々と進めてゆく先には、どんな未来があるのか?

一人ひとりが、自動プログラミングが働いていることを認め、その状況を鳥の眼で俯瞰する。

そのことの意味と責任は、はかり知れない。。。


その上で、子孫から付託され、委ねられた重みのある一票を、どう使うか?

一個だけの地球、一個だけの尊い命の生を全うできるようにするには、何を選んだらいいのか?

この時代に、この国に、命をつないでいる意味は何だろう?

生を全うする時、どんなバトンを未来世代に贈ってゆくのか?

そのことを、つながっている人たちと語り合い、こうありたい未来に結びつく一歩を歩み、体現し続ける。

不安や恐れは、エネルギーという視点から見ると、戦争と同類。


そのことを自覚し、自分がどんなエネルギーをまわりに発しているか?

平和な社会・世界につながってゆくエネルギーを発しているか?

そのことに、自覚的でありたい。

なぜなら、そのエネルギーの総体が、現実の出来事を形づくってゆくから。

不安や恐れや欲望は、必ず自分の内側からやって来る。


外にあるものをやっつければ、不安や恐れや欲望はなくなる・・・というのは、残念ながら、幻想。。。

その幻想に執着していると、そこから永遠に逃れられず、戦争は続いてゆく。

そのことに、氣づいている人は、今、増えてきている。


外の環境のせいにせず、自分の内側に、平和・平安を創り出す人の輪が広がってゆくと・・・世界はどうなる?

血を流し合う戦争は、すでに必要ない。。。

自分の内側を平和にすることに責任を持ち、人間の可能性に焦点を当てると、必ず、それは実現してゆく。


特定の宗教・政治から距離を置いた一市民として、このことを発信し、体現してゆきます。

この輪が、足下から無限に豊かに広がってゆくのを感じつつ・・・感謝(*^.^*)

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