未来に遺したい・・・地元の風景③

涼しい午後 港北オープンガーデンに参加している‘日吉山荘’へ・・・川沿い片道約40分サイクリング


26年前に 外観は殆ど廃屋だった木造平屋を 家の柱や梁はそのまま使い 2年半かけてセルフリノベーションされたそうな(築65年)

 

偶然 家主の方からお話しも聴くことができました


敷地内に井戸があり 庭には樹齢100年以上のソメイヨシノが2本(台風の被害に合わないよう剪定や手入れもご苦労されているよう)

庭の植物は野原のような可憐な植物をはじめ 季節の花や実のなる樹木など・・・


「いろいろな人たちに教えてもらいながら 少しずつ増やしていった・・・ 


毎日次から次へとやることがあり 時間もわからなくなるので外に掛け時計をつけ 


リノベーション後も完了はせず ずっと進行中のよう」だそうな・・・ 


庭に水撒きをする水は井戸から 薪ストーブの薪は敷地内の樹木から 


半年かけて製作した石窯も


小さなモノ一つひとつにも愛情が注がれているのが感じられ 


道行く人たちや 子どもたちが喜んでくれるような心配りも随所に・・・

 

ああ ここも公私の境が溶け合った 外の自然や緑道ともひと続きのような空間*


心に響くところだなぁ・・・と感じ入っています


季節が変化した時に ふらっとまた寄ってみたい・・・


*今年は自転車で訪れたオープンガーデン4つの内3つで 


その土地や庭*建築を丁寧にまもり つくり育てている方々から 


直接お話しを聴くことができました


風景だけでなく 志・調和・人間の在り方・・・


眼に見えない懐深いものをゆっくり味わえたことは 何より嬉しい


感謝


2021.5.22

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