未来に遺したい・・・地元の風景②

自転車で20分弱の所に こんな風景があったなんて・・・


先日 港北オープンガーデンで開放されている飯田家の茅葺き屋根の母屋(1889年〜築132年) 長屋門(築約300年)とその庭園へ(横浜市指定有形文化財)


畑にたくさん蝶々が飛んできていて 隣接する‘綱島市民の森’に風景が調和・・・


何とも氣がよく 藤棚と樹齢400年のサルスベリ(横浜市名木古木) ウシガエルの鳴く池などにも 驚きました・・・ 


偶然 当主の方が 芝生のクローバーの繁殖を抑えるため 除草剤を使わずに灰を撒く作業に取り掛かるところ・・・ 


700年前頃(室町時代)から続くこの家や土地のこと 


関東大震災や2度の大戦をくぐり抜け遺った歴史資料があったこと 


氾濫を繰り返した鶴見川の治水について地域の人たちが協議し合い 


堤防の高さも統一する等 平和的に物事を進めてきた歴史など 


公私の境のない貴重なお話しも聴くことができました


ああ こうやって志ある人たちが 市民ボランティアや行政・研究者等とも協働し 


大切な環境や空間*文化をまもってくださっているんだなぁ・・・と静かに感動


「私は何にもできないから 皆さんが色々やってくれるんですよ・・・」


と風のように ユーモアも交えながら語る人生の大先輩*飯田さんの在り方に 


深く感じ入りました・・・


地元や日本だけでなく 人間って改めて素晴らしいなぁ・・・


と心がふわっと広がってゆくようです


感謝


2021.5.19

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