‘静かな入り江でクジラの呼気が上がる’・・・これは、この一枚のタイトル。

今日は、途中下車して・・・星野道夫さん没後20年特別展@銀座に寄ることができた。


現実には切り取れない、瞬間を捉える写真とは?

その奥深さ、シンプルさ、意外性を垣間見たよう。。。

代表作やカラフルな写真、表現の多様性には、もちろん魅きつけられる。

一方、20年経っても変わらない・・・時代を超えて普遍的なものとは?

(以下、響いた言葉・・・)

「つまり私の場合、写真がずっと後で、

まず自然があった。何万年の時の流れの果てにある大自然に深く身を沈め、原野に育まれるものたちと感覚と呼吸を合わせようとした。」

「人の心は、深くて、そして不思議なほど浅いのだと思います。きっとその浅さで人は生きてゆけるのでしょう。」

「人間のためでも、誰のためでもなく、それ自身の存在のために自然が息づいている。その当たり前のことを知ることがいつも驚きだった。」

「短い一生で

心魅かれることに

多くは出合わない

もし見つけたら

大切に・・・・・大切に・・・・・」


享年43歳、撮影中の事故で永眠された星野道夫さん。感謝。合掌。



2016.9.3(iPhoneにて)


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